小学校入学は親にとっての節目でもある
子供が小学校に入学するというのは、子供にとってだけでなく、(もしかすると子供以上に)親にとっても一大イベントとなります。
園児の頃からそろばん塾に通っているといった場合を除いて、勉強らしい勉強を始めるのは小学校からです。
文字や数、社会のことなど、ゆくゆくは将来に繋がることを勉強する・・・つまり、大人になる準備が始まる節目が小学校の入学なので、親としての責任もそれまで以上に重大となるのです。
そうでなくても小学校は義務教育。
義務教育とは「子供が教育を受ける義務」ではなくて、「親を始めとした周囲の大人が子供に教育を受けさせる義務」なのですから。
子供の入学式の日には、式に出席するお母さんの中に着物を着る人もいますよね。
筆者がまだ若い頃は、入学するのは自分ではなく主役は子供なのに、どうして母親が着物を着てまで気合いを入れているのか不思議でなりませんでした。
ですが、今では小学校入学が親にとっても重要な節目であることや、お母さんにとってはお腹を痛めて産んだ子供ですから、その節目を我がことのように喜び祝おうとする気持ちがよく分かります。
ただ、最近では入学式とはいえ着物を着る人は少なくなりました。
その背景には、好んで着物を着る人があまりいないというだけでなく、核家族のため朝は母親しか子供の世話をできず(おばあちゃんなどに任せることができず)、着付けを行う時間がとれないという理由もあるようです。